COBOLの今後は?
懸念点はある。
近年は、オープン系システム開発に向いたC・Java・C++などが言語の主流となっており、COBOLを扱えるエンジニアの年齢層が高くなっています。実際、COBOLエンジニアの中心年齢は40代後半〜50代にシフトしており、60代のフリーランスが活躍している例もあるほどです。
今後、こうした年齢層の高いCOBOLエンジニアの引退時期を迎えると、COBOLエンジニアの絶対数が不足しているのか現状となっております。
将来性は?あるのか?
COBOL言語は古いイメージがありますが、官公庁・地方自治体・金融機関・大企業などで、重要なシステムとして数多く採用され、今も日夜動いています。
エンジニアの年齢層が高いことから、今後はリプレイスやメンテナンスなども含めて高い需要が見込まれることから、減少傾向にあるCOBOLエンジニアへの期待はますます高まることでしょう。
またJavaなどのオープン系のプログラミング言語を使えて、さらにCOBOLを習得すれば、今後は活躍の機会は一気に広がると予想します。